サイドブレーキをかけたまま走ってしまったけど放置していませんか?

こんにちは。

滋賀県甲賀市の有限会社 カーテックウカイです。

車社会である滋賀県。

特に最近では高齢化も進んできているので、車に関するご相談は増えてきています。

その中でも相談件数が比較的多いのは、「サイドブレーキをかけたまま車を走らせてしまった」という相談です。

最近あったご相談は、走っているときになんか加速が弱いなぁと思いながら、車に乗って帰ってきて、サイドブレーキを引こうとしたらサイドが上がったままだったことに気がつき、焦って、一旦サイドブレーキを解除して再び上げてみるといつも「カチッ」と音がするのに音がしない!

何か故障ですか?という相談です。

免許証取り立ての場合にもやってしまいがちなミスですが、ついうっかり忘れてサイド引いたまま走ってしまうことは経験ある方は多いのではないでしょうか。

歳を取ると少し忘れっぽくなってしまうので(私もですが)このようなご相談は結構多いです。

100m200mくらいであればさほど問題はありませんが、数キロなどの買い物の帰りなどをサイドブレーキかけたままだともしかしたら問題が起こってしまうかもしれません。

ドラム式かディスク式かを確認しましょう

あなたが乗っている車のサイドブレーキはドラム式か、ディスク式どちらのシステムでしょうか?

ブレーキには、ドラム式、ディスク式の2種類あります。

ドラムブレーキ:ドラムブレーキは、車輪とともに回転するブレーキドラムの内側に、ブレーキライニング(摩擦材)を張ったブレーキシューを押しつけることによって制動する(減速・停止させる)ブレーキシステムです。

ディスクブレーキ:ディスクブレーキは、車輪とともに回転するディスクローターを、ブレーキキャリパーに組み込まれたブレーキパッドで両側からはさみ、ブレーキパッドをローターに押しつけることによって制動する(減速・停止させる)ブレーキシステムです。(曙ブレーキ工業株式会社)

このように2種類のブレーキシステムが採用されています。

パッドかライニングが焼けて炭化している可能性があります

焼けてしまっている場合は本来のブレーキのパフォーマンスを得ることが出来ないため走行する場合は危険が伴います。

ブレーキの効きに違和感を感じる場合があれば速やかに相談することをオススメします。

ブレーキの効きを確かめる時は低速で走ってブレーキを踏んで止まるかどうかの確認をしてください。

その際に効きがいつより悪い!と感じた場合はすぐにご相談ください。

サイドブレーキが上がりすぎていないかを確認する

炭化している場合にサイドブレーキがいつよりも引きすぎてしまうといったことを感じる場合があります。

サイドブレーキを引きすぎてしまう場合も故障の原因にもなるので注意が必要です。

ブレーキから煙が出ていたら要注意

ブレーキシューだけが焼けてしまった場合は2万円程度の修理ですむと思いますが、帰宅時に煙が出ていた!となってしまっていた場合は、ドラムとシューが焼けてしまっていたり、ブレーキホース、周辺のゴム部分まで焼けてしまっている可能性があります。

そのまま気づかずに走っていると最悪車が萌えてしまう可能性もあります。

この場合の修理は10万くらいかかってしまう可能性もございます。

何より、運転することも危険ですのでご相談ください。

ブレーキは車の中で最も大切な部分です

ブレーキはあなたの命だけではなく、家族、そして事故からも身を守る大切な装備です。

ちょっとくらい効きが悪くてもまだ走っているから。

今の所走行に問題ないし。

少しブレーキの効きが悪いけどまだ踏めばなんとか止まるから。

と手抜きしていては大惨事を引き起こしてしまうかもしれません。

なんともないかな?と思っても点検や相談をすることが、あなたの、家族の未来の安全に繋がっていきます。

カーテックウカイはお客様の安心、安全を支える場でありたいと考えています。

お気軽にご相談ください。

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