こんにちは。
滋賀県甲賀市の有限会社 カーテックウカイです。
冬になるとよく聞かれるのですが「スタッドレスタイヤの寿命」についてです。
滋賀県でも雪は積もる場所もあり、冬場はスタッドレスタイヤを装着する車も多いです。
そこで、こんな質問を度々聞かれました。
3年ほど前にスタッドレスタイヤを購入したのですが、ガソリンスタンドに行った時に、「もう古いので交換した方がいいですよ!」と言われ、タイヤにはまだ溝もしっかりあり、自分では問題ないと思うのだけど交換ってすべきなのですか?
と何名かのお客様に聞かれました。
タイヤの交換時期を意外に知らないお客様は多いのだなぁと思い、この記事ではスタッドレスタイヤの交換時期はどれくらいなのかをお伝えしたいと思います。
スタッドレスタイヤの寿命は3年くらいって本当?
スタッドレスタイヤの寿命は一般的には3年と言われています。
溝が残っていても、タイヤのゴムが硬くなってくると効き目が落ちてきます。
全く使えないということはないのですが、滑りやすくなるなどの危険も伴ってくるので、一般的には、3シーズンから4シーズンで交換するのが妥当だと言われています。
硬くなると効き目が落ちる理由
1990年以前は「スパイクタイヤ」というタイヤがメインでした。
スパイクタイヤとは、タイヤのトレッドの表面に金属などで作られた滑り止めの鋲を打ち込んだタイヤのことです。
このタイヤは、道路を削ってしまい、その粉塵が公害となってしまう為に使用を禁止されてスタッドレスタイヤに変わっていきました。
スパイクタイヤの場合は、鋲がすり減っていくのでわかりやすく買ったりするのですが、スタッドレスタイヤは、低温でもしなやかなゴムを使ったり気泡を含ませたりすることで、吸水して接地性を高める、引っ掻き効果のある材質を混ぜるなどで、雪道や滑る路面でもしっかり地面を掴んで走れるタイヤ担っていますが、しなやかなゴムを使っている為、タイヤは通常のタイヤよりも柔らかさがあります。
しなやかさを保つことで、接地性を高めるタイヤなので、硬化してしまうと効き目が落ちてしまうのです。
スタッドレスタイヤの寿命の2つの判断基準とは?
スタッドレスタイヤの寿命の判断基準は3つほどありますがここでは代表的な2つのご紹介です。
「溝(スリップサイン)をチェックする」
夏用タイヤも冬用タイヤも溝のの部分を見るとわかります。
スリップサインとは通常、タイヤの溝の奥に隠れている突起です。
タイヤの溝がすり減り、溝の深さが1.6mmを切ると、スリップサインが出てきます。
スリップサインは6箇所あるのですが、一つでも露出してしまうと法令違反になってしまうので、タイヤの付け替えの際にはチェックが必要です。
冬用タイヤは、プラットフォームと呼ばれる50%磨耗の目安となるギザギザが刻まれた突起があります。
この突起の高さがブロックと近くなってきたら、新しいスタッドレスタイヤへの交換を検討するようにしましょう。
保存状態が悪い場合はゴムの劣化に注意しましょう!
スタッドレスタイヤは、しなやかで柔らかいゴムとなっています。
つまり、実は水に弱かったりします。
保管時には、直射日光は避け、雨風を凌げる場所に平積みで保管しタイヤに負荷がかからないようにしましょう。
そうすることで、タイヤのひび割れなどの劣化を防ぐことができます。
スタッドレスタイヤにあった走行が長持ちさせる秘訣です
スタッドレスタイヤは柔らかく、しなやかなので通常のタイヤよりも摩耗させ易くなってしまいます。
スタッドレスタイヤは、高速走行にも弱いので、高速道路でもスピードを出しすぎないように注意しましょう。
スタッドレスタイヤの寿命や交換時期に迷った際は甲賀市のカーテックウカイまでお気軽にまでご相談ください
スタッドレスタイヤの寿命は3年から5年と言われていますが、詳しい判断はよくわからないという方が多いと思います。
そんな時はお気軽に当店までご相談ください。
タイヤの検査も可能なので、空気圧も含めて正しい交換時期をお伝えいたします。
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