中古車って長く乗れるの？車を長く乗るための秘訣とは？

こんにちは。

滋賀県甲賀市の有限会社　カーテックウカイです。

中古車の購入を検討するときに気になることは、中古車はすぐに故障してしまうのではないか？という点ではないでしょうか？

特に子育て世代が中古車の購入を考える時にパパ、ママで意見が異なってしまいます。

パパは中古車で十分だ！と考えるのですが、ママは中古車はすぐ壊れるし何しろ誰が乗っていたかもわからない、汚いのではないか？と敬遠する場合が多いです。

中古車を乗り換えて何度も乗っている人は気にならないのですが、初めて中古車を購入を検討する人はその辺がネックになってなかなか決めきれない人も多いでしょう。

そこで、この記事では中古車を長く乗るための秘訣をお伝えしたいと思います。

中古車ってすぐに故障するってホント？
中古車を長く乗るための秘訣とは？

中古車ってすぐに故障するってホント？

中古車を初めて購入しようとする方に聞かれることで、一番多いのがすぐに壊れて結局は修理代が高くつくのではないか？という疑念です。

正直に申しますとこれは、中古車を販売する店によって可能性はあります。

その理由は、中古車販売店の中には悪徳販売店もいるという事実があるのです。

大手でも問題になったこともありますし、中には整備されてなかったり、故障するリスクを隠蔽されている可能性のある車も存在します。

ただ、車は中古車だからと言うことにかかわらずに、故障のリスクはもちろんあります。

なので、お店選びが車選びよりも重要なのです。

つまり、中古車だから故障が多いのではなく、リスクの少ない中古車を選べば長く乗ることは可能です。

では、中古車で長く乗れないリスクというのはどのようなことがあるのでしょうか？

事故車や修復歴のある車

自動車業界における「事故車」は「修理歴がある」か「修復歴がある」に分けています。

修復歴の定義は以下になります。

(1) フレーム（サイドメンバー）
(2) クロスメンバー
(3) インサイドパネル
(4) ピラー
(5) ダッシュパネル
(6) ルーフパネル
(7) フロア
(8) トランクフロア

(1)から(8)の骨格部位に損傷があるもの又は修復されているものは修復歴となります。但し、ネジ止め部位（部分）は骨格にはなりません。

日本自動車査定協会より抜粋

修復歴の度合いが軽微なもので走行上支障のないものもあり、信頼のおける販売店や営業マンからしっかり説明がある場合は問題ないと思いますが、悪徳販売店の中には、大きな事故歴や修復歴を隠している場合もあります。

車の骨格部分を修理した大事故車ではもし、衝撃の大きな事故が起こった場合には、衝撃に耐えられない場合があります。

ですのでこのような車は避けたほうがいいでしょう。

水没車・水害車

こちらは近年の水害多発で多くなっているとも言われています。

2020年2月、岐阜県岐阜市の中古車販売店で中古車を購入した際に、購入代金を支払ったものの、その後納車されず、結果的にその中古車自体が水没車だという詐欺事件が発生したといったニュースもあったように水没車を偽って販売しているところも一部ですがあります。

相場よりも激安な中古車は水没車・水害車を疑った方がいいでしょう。

見るべきポイントは、通常の使用では発生しないさびや腐食が以下の場所にあることが挙げられます。

●シートのスライドレール、スプリング、レールの取付けボルト
●ペダル類のブラケット、リターンスプリング
●ステアリングポスト付近
●センターコンソール取付けボルト
●ドアトリムボードの金属部分（確認には内張り取り外しが必要）
●シートベルト取付けボルト
●フロア（確認にはリヤシート取り外しが必要）
●ワイヤーハーネスのコネクタ
●シガーライター

ただし素人での視認ではわからない部分もあるので、室内やエアコン作動時にドロやカビのにおいがする場合はどれだけ安くても避けた方がいいでしょう。

修理代もかなり高くつくことと、何より安全、安心に乗ることができません。